梅肉エキスは
私や家族にとって、なくてはならないものです。
子どもの頃
おなかが痛くなったり、風邪をひいたり、車に酔ったりしたとき
梅肉エキスをなめるとだいたい治ってしまうので、
薬を飲むことはありませんでした。
どこのうちでも
梅肉エキスで治しているものだと思っていました。
旅行のときも
妊娠中も
子育て中も
梅肉エキスにはとても助けられました。
先日、梅肉エキスを知らなかったというお客さまにおすすめしたら、
後日
「こんないいもの、もっと早く教えて欲しかった!」と
クレーム?をいただきました。
毎日疲れがとれなくてだるいとおっしゃっていたのですが、
朝と夕方に梅肉エキスをなめるのを習慣にしたら、とても体調が良くなられたそうです。
なので、もっとお伝えしなくてはと思い、改めて効能など調べてみました。
梅肉エキスの効能
梅肉エキスとは
完熟前の青梅をすりおろして長時間煮詰めたもので、
梅の薬効が凝縮された、黒くてすっぱいエキスです。
梅干しとちがって、塩分は入っていません。
効能は、わかっているだけでも
・殺菌、解毒作用
・整腸作用
・血流改善
・血液浄化
・疲労回復
・食欲増進
・抗酸化
・免疫強化
などなど
すごいパワーです。
なぜ梅肉エキスはこんなにすごいのか?
3つの理由
①梅に含まれる良質な有機酸、特に豊富なクエン酸の効能
②梅が強力なアルカリ性食品であるということ
③梅干しにはない「ムメフラール」という成分のはたらき
によるところが大きいようです。
梅肉エキスには
クエン酸などの有機酸がレモンの約10倍含まれています。
クエン酸は
体内の疲労物質といわれる「乳酸」を分解して体外に排出する働きがあるので
疲労の回復を早くしてくれます。
乳酸をためないようにしておくことは、老化防止にもつながります。
さらにクエン酸には
カルシウムを吸収しやすくする働きもあります。
また、食事やストレスで
現代人の体は酸性に傾きがちになってしまいます。
健康を保つには、弱いアルカリ性が理想とされているので
強アルカリ性の梅を食べれば体のバランスがとれます。
梅干しももちろん毎日食べるとよいですが、
梅肉エキスは
青梅1キロを20gに濃縮したものなので、
梅干しの30倍の効力があるといわれているのです。
そして梅干しにはない「ムメフラール」とは、
梅肉エキスをつくる過程で
加熱によってできる成分で、優れた血流改善効果が報告されています。
また、インフルエンザなどの感染予防や、殺菌作用もあるそうです。
まだまだいろいろな研究がされている
梅と梅肉エキスですが
体に良いことは間違いなさそうですね!
風邪のとき、おなかが痛いとき
高血圧や低血圧に悩んでいる方
なんだか疲れるとき
健康維持・老化防止に
梅肉エキスを
そのままなめるか、
黒砂糖やはちみつなどを加えて熱湯を注いで飲んでみてください。
もちろん
良質な梅を使ってきちんとつくられた梅肉エキスを選びたいですね。
家庭の万能薬として、
梅肉エキスがみなさまのお役に立ちますように!